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 失敗しない住宅購入のために
住宅ローン事前審査をするタイミング
著者:田中勲


1.住宅ローン事前審査の必要性

住宅ローン事前審査で仮承認を取得しなければ、不動産購入申込(買付証明書)を受け付けない売主が近年増えてきています。

特に新築分譲住宅のご購入をご検討されている場合、住宅ローン事前審査の仮承認の取得しなければ、物件を止めてもらえませんので注意が必要です。

2.住宅ローン事前審査の申込みのタイミング

ご購入物件を決てから、ご契約するタイミングで住宅ローン事前審査をしても遅くは、ありませんが、以下の点に注意が必要です。

不動産購入申込書を提出すると同時に住宅ローン事前審査する場合、事前審査の最中に他のお客様に先を越され、ご契約できない事がありますので注意が必要です。

ご購入希望の物件を決める前あっても、住宅ローン事前審査をすることは、可能です。

住まい探しをはじめたら、少し早めの段階で、住宅ローン事前審査だけでも行なっておくと良いでしょう。

その際には、仮の物件で住宅ローン事前審査を進めることが出来ます。

但し、事前審査をするということは、ご自身の個人情報を開示する事になります。

オープンハウスなどで初対面の営業マンに住宅ローン事前審査を安易に依頼すると個人情報を流出につながる恐れがありますので十分な注意が必要です。

3.住宅ローン事前審査の注意点

みずほ銀行などの都市銀行の多くの金融機関の住宅ローンでは、事前審査で仮承認を取得できれば、本申込みで否決される(断られる)ことは殆どありません。

但し、「住信SBIネット銀行のWEB上の仮審査」の場合、事前審査の仮承認を取得できても本申込み後に否決される場合がありますので注意が必要です。

「住信SBIネット銀行のWEB上の仮審査」については、審査でも最も重要な個人信用情報の審査をしていませんので、一般的に「事前審査を取得した」とは認められませんのご注意下さい。

4.事前審査の提出には、費用はかかりません

住宅ローン事前審査をするだけでは、金融機関側で費用は、一切かかりません。

また、多くの不動産会社では、不動産会社側で住宅ローン本審査のお手伝いをした場合、『住宅ローン代行手数料』や『住宅ローン取扱い事務手数料』などの名目で金10万円前後の手数料を取る会社がありますので注意が必要です。

ゼロシステムズでは、住宅ローン関係の手数料も一切頂きませんのでご安心ください。

5.必ずしも事前審査をした銀行に本申込をしなくてもよい

例えば、A銀行に住宅ローン事前審査をして仮承認を取得した後に、B銀行に本申込みをすることは、問題ありませんのでご安心ください。

6.事前審査は、不動産会社に任せる?

住宅ローン事前審査は、ご本人で申込みすることが原則ですが、初めての人は、慣れない用語や書類を理解するのに大変かもしれません。

そこで、信頼できる不動産会社であれば、住宅ローン事前審査については、その不動産会社にお願いすることも一つの手段です。


7.事前審査にかかる日数

◆銀行窓口に事前申込みする場合
銀行窓口に出向いて住宅ローン事前審査を申込みした場合、窓口で書類をチェックした後に社内メール便で審査部署に書類が送られて事前審査するという流れですので、仮承認の取得まで通常1週間前後かかります。

◆ネット銀行に事前申込する場合
ネット銀行の場合、基本的に書類のやりとりは、郵送ですので事前審査の仮承認の取得まで通常1週間前後かかります。
ただし、じぶん銀行の場合は、写メやスキャンで書類をメール添付できますので、3~7日程度で仮承認を取得できます。

◆住宅ローンセンターに持ち込む
不動産会社経由で銀行の住宅ローンセンターに直接持ち込むと、最短1~3日で事前審査の仮承認を取得できます。

当社の場合、みずほ銀行ローンコンサルティングスクウェア(一般的にローンセンターと呼ばれています)に直接持ち込みますので、最短1~3日で仮承認を取得できます。

<目次>
>ゼロシステムズご利用方法
>銀行別の住宅ローン審査基準の特徴
>銀行別の住宅ローン金利一覧表
>住宅ローン審査のコツとポイント
>諸費用も住宅ローンに組込みたい
>過去の借入問題と個人信用情報CIC
>住宅ローン事前審査のタイミング
>このような事例でも承認されました

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